装置作動原理

接続方面から液を流入させると、旋回流が形成され、気泡は装置テーパー室流端中心部に集合します。装置流出側に背圧装置を設け、これにより背圧を与え集合気泡を放気弁より排出します。

 

気泡集合状態

実際に気泡が集まっている状況

装置設置方法 

1. ポンプ吐出側設置 

取付姿勢は自由、ポンプ吸入側設置は不可です。高圧下での使用も不可(高耐圧仕様は可)です。

(注) ポンプ吸入側にバルブを置き、流体中のガスを気泡として析出させこれを除去、ガス溶解度を低減することが出来ます。

(液によっては、この方法が不可の場合もあります。)

2. 管路中に組み込み 

気泡除去装置の流入側圧力余裕として0.1~0.15MPa程度を必要とします。フィルタ、冷却器などとシリーズ接続可能です。